”こころの銭湯”をつくりたい

”こころの銭湯”をつくりたい

 

中学校のとき、
美咲が(もかの幼馴染)が家出をして
俺らと一緒に住んどったときがある。

 


あーーそういえば一緒に住んどったなー
 


ってくらいしか記憶ないけど、
美咲から聞いたら
”命”を救われたと思っとるらしい。

 


俺のお母さんに。
 


美咲や、美咲の母は当時
親父からの暴力が激しくて
ボコボコにされとって

 


「うちに逃げてきな」と母が言って
俺達が住むおんぼろ市営住宅に来たみたい。

 

 


 


あれから20年たった今も
美咲はその話をしてくる。


今思えばお母さんはいつもそうやった。
「よその子」の世話ばっかりしとった。


雨の日、俺等には何もないのに
わかちゃん(俺の幼馴染)が
バス停でたっとると「乗ってきな」
って窓開けて、声をかけとった。


 



”こころの銭湯をつくりたい”


昨日、どうしようもない利用者さんが
家出を決して連絡してきてくれた。


 


でも、どうしても”呼べる場所”がないから
どうしようかと焦っとったら、
銭湯の仲間が「うちにおいで」と
言ってくれて、逃げ場をつくってくれた。

 



感謝と悔しさで半端ない。

 


俺がもっと早くこころの銭湯の
商業施設をつくって、
”無い人”を匿(かくま)ってあげれたら良かったのに。


準備できとったら、

「なんでもいいから、おいで」

って言って、
温泉に浸からせてあげて、
あったかい布団で寝かせてあげれたのに。

 

 


 

 


悔しくて涙がでてきた。


頑張ろう



そうゆう人をもっと多く助けてあげれるように。
 


なんでもいいからおいで」って
みんなに言ってあげれるようになろう。








 

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