作りたい場所が「求めてる場所」!?
自分が小さいころから求めとった場所が、「いまつくりたい場所」なんじゃないんかな?と思ったから、いつもみたいにダラダラ話していくね。
ひょっとしたら、みんなにとってもそうかも?
【自分の話】
ずーっと、手と足とこころを伸ばせるような場所がほしかった!
狭い市営住宅では、窮屈なことも多くてさ、再婚相手がおるからこころも安心できるようなことは無かった。
俺が欲しかったのは、ばあちゃん家のような場所。三重団地の32号棟の4階。(どちみち市営住宅かい)
上の音はうるさいし、下にも気を使ってそ〜っと歩かなあかんけど、その場所が良かった。
動かない愛。
ばあちゃんはいつでもそこにおってくれた。
変わらないし、逃げていかない場所。
ずーーっと居心地よかった。
今でも覚えとる。畳に布団を2枚並べて敷いて、ばあちゃんと妹と3人で寝る。
ばあちゃんは、ウルルン滞在記っていう番組が好きやったで、それを仰向けで寝転びながら、逆さまで見てた。
ほんとにぜーーぶんが伸びた。リラックスできた。
安心した。何も考えやんで良くなった。
ごちゃごちゃ考えとったことが、ウルルン滞在記と、きゅうりに醤油とにんにくをかけただけの漬物を食べているだけで、どうでも良くなった。
それを俺もつくりたいと思っとる。
頭の中が、まーーっ黒になってしまっとる人。
そんな人の力を抜いてあげたい。
「どーーーーでもいっかーーーーー」
ってなれる場所を、俺にしかできやん力の抜き方でつくってあげたい。
そう思っているのです。
ごめんね、自分の話ばっかり。
みんなにとってはどうかな?
どんな漫画読んどったとき?
なにを食べとったとき?
誰の話を聞いたとき?
当時、必要で求めとったことが、今つくりたい場所なんかもしれやんで、じっくり考えてみてね。