仕事で超嫌いな人を好きになるためにしたこと
こんにちは。
四日市出身、敷居の低いカウンセラーでゆーやです
会社に入って13年たちます。
20才の頃に社会人として洗礼を受けたときの話をします。
職場には嫌いな人が一人や二人いると思います。
小さい頃から人間関係は得意で友達や先生にも好かれるほうでした。
人間関係で困ったことがなかった。
そんな僕が初めて「こんな人おんの?」「顔もみたくない」と思えた人が職場内にいました。
その人の特徴は
⚫︎言ってる事とやってる事が違う
⚫︎言いやすい人にしか言わない
⚫︎気分が山の天気くらいすぐ変わる
⚫︎すぐキレる
⚫︎と思ったらすぐ謝ってくる
自己中モンスターでした。(以下モンスター)
そのモンスターは言いやすい僕をターゲットにしてはからんできます。
キレた時になるあの表情をして近づいてくる
(あ、やばいあの顔や。。)
「お前なんで仕事中にしゃべっとんのや」と言って胸ぐらをつかんできます。
「すいません。」
仕事中に喋ってる僕がわるい。
そりゃ怒られる。
そのあとモンスターは仕事中にずっと喋ってます。
(いや、喋ったらあかんっていま自分ゆーてましたやーん!)
そんなことを思いながらも言えない。
会社ってこんな人がいてもそれで成り立つんや。
しかもリーダー。そんな現実を見た社会人2年目でした。
先輩や上司に相談しましたが共感してくれるもののモンスターは変わらない。
日々エスカレートしていく理不尽な言動は僕を追い詰めていき、会社に行くのが本当に嫌になりました。
つねにモンスターの顔色を見て仕事をする事が嫌すぎたし、誰も変えれない環境に
考えだした答えは。
「嫌いな好きになること」でした
やった事は2つ。
①嫌いな人の良い所を毎日1つずつ書く
②逃げずに一緒にいる時間を増やす
でした。
今までは嫌すぎてずっと避けてきましたが、
これをやり始めてからは金魚のフンみたいにくっついていました。
嫌いなひとの良い所を、通称「自分ノート」に毎日書くのも最初は苦痛でしかたなかったです。
だって無いんですもん笑
期間はどれくらいか忘れましたが、しばらく我慢してやっていると一つ変化がありました。
それは
モンスターが僕を好きになっている気がする。
好かれたくはないけど、別に嫌な気もしないしー
なんか優しくならんかった?なんて思っていました。
自分ノートもようやく書き慣れてきたころ、モンスターの良いところを見返してみると、
⚫︎今日〇〇さんがありがとうって言ってくれた
⚫︎今日〇〇さんが設備をなおしてくれた。
⚫︎今日〇〇さんが自分の事を話してくれた。
内容は薄っぺらいですが、
良いことしか書いてないせいでか
脳が麻痺して
「良いひと」の洗脳を初めていることに気がつきました。
そして嫌いから「普通」に変わっていき、普通から「少し好き」。「少し好き」から「好き」に気持ちが変わっていきました。
嘘のような話ですが、本当です。
人は変わらないは嘘です。
『自分が変われば人は変わる』
変えれない環境や状況で、どうしようもなくなった時に、自分を変えることに挑戦してみたら嫌いな人を好きになれた経験でした。
それから10年たった今、その方とは本音を話し合える尊敬できる先輩としてお付き合いさせて頂いています。