「祭り」に参加 3日間のレビュー
TikTokにも登場してくれとる徳郎さんから「ゆうやくん祭りのバイトしてみやん?」と、声をかけてもらって、急遽、桑名の「石取祭」に参加させてもらう事になった!
生まれも育ちも四日市やで、四日市祭りに行く事はあっても、隣の市の「石取祭」に参加する事はなかった
昔から知っとったは知っとったんやけどな。
誘われたことと、経験できるという理由で参加させて貰って、めっちゃ学びを頂いたのでシェア
言うて、元々「祭り男」な部分があるので20代の頃に四日市祭りの神輿を担ぐバイトとか、地元の「虫送り」で鐘を鳴らす運営側として参加させてもらった事はある。
今回は「賑やかで楽しい!」とか「音が大きくて会話が聞こえない!」的な、参加者側の意見じゃなくて、祭りを開く側の目線をずっと観察しとったので、その気持ちシェアということで大きく三つ思うことがあったので書き綴っていきます。
いつか自分でも見返したいしな
①締める緩めるがすんげぇ!
②歴史がすげぇ!
③経営者ってすげぇ!
①締める緩めるがすんげぇ!
桑名石取祭には、地区によって太鼓や鐘が取り付けられた祭車が倉庫にはいっとって、それを管理する自治会がある。
僕たちバイト側がやる事は、「祭車を引いて町を歩く」というお仕事。
到着して10名程の関係者の方々と初めましての挨拶をしたら、そこから飲み会
「え?今から何かやるんちゃうの?」
心配になるくらい皆べろんべろんやし、めっちゃ飲まされる!
まだ、雰囲気掴めてないんですけど!!酔っ払えないんですけど!!
時間になった瞬間、皆さんの目つきがガラリと変わり凄い勢いで準備が始まった!
引き回しの最中も、いろんなトラブルがあるにも関わらず、「先程のお酒はどこにいったんでしょう?」状態で、俊敏に対応したり、鐘と太鼓の音を町中に轟かせとった!
緩急の付け方がプロ!
ホストみたい!笑 めっちゃカッコよかった。
②歴史がすげぇ!
祭車を要所要所で停めて、打ち鳴らす時間がある。その時にバイトはする事がないので、ずっとネットで調べとった。
「江戸時代から始まるこの祭り〜」
え?江戸時代!?前前前世やん!!!!
「日本一やかましい祭り」の奇祭と言われていて、昼から夜明けまで、じゃんがじゃんが鐘と太鼓を鳴らし続けることから、厳しいルールがあるらしい。
ちょうちん振られる前に音鳴らしたらあかんとか、一瞬でも走ったらあかんとか、喧嘩したら来年は不参加!みたいな。
校則が厳しい学校みたいで面白いッハメ外ずすか外さんかの瀬戸際で街を盛り上げとる。
すげぇー
なんとなく触っとった「祭車」も1953年に造られたもので、「ひぇ!」ってなった。
貴重な貴重な文化財をeasyな気持ちで触ったらあかんやん!ってなった。
③経営者ってすげぇ!
「祭り」ってお金持ちの社長によって成り立っとるんちゃうかな?と思う。
これは四日市祭りにも言えるけど、その町に住んどる人とか関連のある人が「寄付」する。
お金持ちほど、出資額がデカい。
それを元に、俺らみたいなバイトを雇ったり、備品買ったり、「祭り」が成り立っとる。
多分な!多分やで!!目に見える範囲ではそんな感じがした。俺もこうなりたいなーと強く思った。
【まとめ】
祭りには、歴史があって、それを知るか知らんかはその人次第。
俺は知りたいと思えるようになった。
携わる人は、真剣にふざけることができる人達で、そのお陰で、毎年楽しい祭りができあがっとるように見えた!
来年は呼ばれても行かないと思います。
自分が生まれた町「四日市」に恩返しということで、何ができるか参加者としてじっくり関わって、じっくり考えて行こうと思う!