平野歩夢とゆうやと利用者さん
一年間、銭湯を利用してくれたとある女性が最後にくれたメッセージを使って思うこと言いまーす。
「ゆうやさんと半年(特別サービスも含めて)カウンセリングを通して得た事がほんとに私には大きくて、自分の気持ちを出すことが得意ではなかったし、家族との関係についても考え方を変えてみて長く悩んでいた気持ちや、モヤモヤしてた気持ちの見通しが良くなったことで私自身を認めて大切にしないとアカンって気づけたし。
私自身が心も体も元気でいないと何をするにも始まらないんやなって今更ながら思いました。
この先、私がやりたいこともゆうやさんとのセッションをする中で見えてきたし『こころの銭湯』がなかったら私はまだ沼の中でもがいていたんやろうなぁって思います。
職場でいろんなクセの強い人たちと関わっていますが、それもまた勉強になるなぁって思います。
最初は腹が立つこともあったけど、人間観察してると私の中で分類別されていて、『あーこういう人だから、こういう風に接しよう』って冷静にいられる自分がいます。
最近、感情がコントロールできなくなって泣いてしまいましたが…
原因→職場の同僚の子のギスギスした態度に『私が何かした?』って考えてしまい、同時に私のメンタルも下がっていたのでコントロールできなくなった。どうなった?→自分のメンタルが下がってる時、いつもより気持ちが敏感になると気づいたので、自分のメンタルが安定するように、その子との距離をあけた。
ノートやメモに書いて気持ちや考えを見える化することで自分の『今』のメンタルの状態も見えるので、冷静に受け取れるようになりました。
私にとって書くことは大事なことでした!!!」
ちょこっと抜粋して、投稿として使わせてもらったよありがとう〜。
メモもカウンセリングの練習も大事やし、この女性にとって大きいものになってくれたことやと思う。
でも、一番俺が感じたのは、「向き合う勇気」が凄まじかったこと。
文章にもあるように、自分の気持ちを吐き出すことが得意じゃなかったとか、感情のコントロールが苦手な事を含めて、今の自分の苦手なところを認めれた。
”いまの自分を受け入れれた”ことがデカすぎた。
そこに対して、向き合っていけた事が一番大きかったことやと思う。
だって、めっちゃ怖いことやもん、向き合うって。
オリンピックにちなんで、ハープパイプに例えると、
俺も目の前にしたことあるけど、あの壁の前に立ってみたら、怖すぎて無理。
突っ込んで行って、板が突き刺さって二度と外れやんくなったらどうしよう。
腹減っても、突き刺さっとるでご飯食べれません。
仮にぴゅ〜んって登っていけても、そのまま背中から落ちて、
「あ゛ぁーーーーーーーーーーーー」
って息がでまくって息吸えやんくなるやつになったらどうしよう。
金メダリストの平野歩夢さんも、最初は怖かったはずやもん。
何回も何回もハーフパイプの壁の前に立って、
自分を奮い立たせて、痛い思いをしながらあのステージまで行けたんやと思う。
「向き合う勇気」の次には「痛さ」も必ずでてくる。
でも、その痛みが自分を磨いてくれるために一番必要なことになる。
痛さや怖さなしでは、金メダリストにはなれやん。
俺にとって、この女性はもっと大きな舞台にたっていく人になると思う。
でも、ずっと向き合って戦うのもしんどいから、逃げ出したいときや道に迷ったときは会いにきてね。
あったか〜い湯船の中で「甘ったれるな」と喝を入れてあげるからね。
よし、痛みになれないヒゲ脱毛に行ってきます。