パチンコ屋で83才の女性とLINE交換した part2
オス!オラ悟空!
いっちょヤッてみっか!
って悟空のセリフ
今思ったら
暴力的すぎ コワスコワス
田舎におるヤンキーと言っとる
こと変わりません?
「おい!ヤンのかオラ!」
?これと同じ?
悟空は不良
金髪やしある意味そうか?
昨日の続きいくよ〜
「7」を揃えないと大当たりが
スタートしない。
つまりスロットは
①大当たりする
↓
②7を揃える
↓
③メダルがでる
と言うゲーム
でもおばあちゃんは②ができない
やのに…
大当たりしまくるしまくる?
さっきのおじさんとは別の人が
7を揃えにきてくれる
なんか俺横におるのに
悪いなぁ〜?
よし!次当たったら
ばあちゃんの分も押してあげよう
?ピカッピカッ
ばあちゃん大当たり!
笑顔になったあと
周りを見渡し、誰かを探す
すかさず俺は
「いいよ 揃えるよー」
といって7を揃えてあげる
ばあちゃんは「ありがとう」と
言っていた?
スロット屋にいるときは
うるさくて耳から血がでそうに
なるのでいつも耳栓をしとる?
だから
聞こえない 笑
でもばあちゃんは何か言っている
俺もばあちゃんに負けじと
大当たりを引く
するとばあちゃんは
何も言わずに頷いている
俺の当たりを一緒に喜んでくれてる
またばあちゃんが当たる
俺が7を揃える
笑顔で何か話している
(聞こえていない)
するとばあちゃんが大きい声で
「あんたジュース飲む?」
と聞いてきた
「ありがとう!」
といい、ジュースをご馳走になった。
ジュースを買ってもらった事で?
一気にこころを開いた俺は
少しずつばあちゃんと距離が近くなった
そんな中ばあちゃんは
俺の嫌いな軍団の飯食い連中たちと
すこぶる仲良しということに気付いた
さっきまでガラが悪かった
軍団達が
ばあちゃんの横を通るたびに
「めっちゃ出とるやん!やったなー!」
「ばあちゃん頑張りなよ〜✨✨」
など声をかえとる
背中をさすって話かけたり
ばあちゃんにジュースを持ってきたり
え?このばあちゃん何者?
ってなった。
ばあちゃんが話しかけてきた
「ここのお店の人はな、みんな優しいの。
店員さんも常連さんも良い人ばかりやろ?」
俺は速攻で返事できやんだ
だって俺にとっては
10年近く見てきたガラの悪い連中
なんやもん
「そうなんや。みんな優しいんやな。」
とだけ言った。
「優しい子達ばっかりやで
だから私は毎日くるの。365日毎日よ」
「うそやろ?毎日ってすごい!
ばあちゃん常連さんなんや〜
それにしてもみんなに愛されとるね」
さっき並びのときにギャーギャー
騒いでた軍団の女を指差してこう言った
「あの子はな 私にジュースを入れて
くれる時は必ず温かいのくれるの
私が好きなん知っとるで
でな、わざとフタをとってくれるの
熱すぎるのが苦手やでな私」
「そうなんや〜 いい子やな〜」
そしてゆうやはこのばあちゃんと
このあと7時間話すことになる
もう貴重な時間は始まっていた
つづく