【神田カウンセラー】 「そっちじゃない」んかい
仕事の合間にスロットに行ったときのこと。
いろいろ座る台を模索して歩いた結果、マイジャグー5に座ることに。
回し始めて20回転くらいしたら、横の台におじいにゃんが来ました。
"車椅子"にのった。

かなり、足が悪いようで車椅子からスロット台の前の椅子への移動を苦戦していました。
ゆっくり
ゆっくり
手を貸そうかな
声かけようかな
自分の中の「正義」が揺れ動いていました。
この人はこの人の足でここまできた。
俺が突然横に座って、たまたまおるだけやで、手を貸そうとすること自体が余計なお世話なのかな?
脳内でいろんな自分と対話しながら、おじいちゃんの動きを横目で見ていました。
危なくなったら、すぐ手をかそう。
そう決心して見守ることに。
秒速1ミリくらいのスピードで、ようやく着席。
無事、着席できたんやけど、声かければよかったかな?
ちょこっとだけ悶々としながら、スロットを打ち進めていると、
でっかい声で
「当たりました!7を揃えてもらえませんか?」
そっちは言うんかい!!
もう光った瞬間くらいにお願いしてきました。
ビシ
ビシ
ビシ
レギュラー(少ない方の当たり)

無言で打ち進めるおじいちゃん
その後、3回連続頼まれて
全部レギュラー
一回もお礼を言ってくれなかったです。笑
困った人は、困ったときに、困ったことを言ってくれます!
教えてくれて、ありがとう。


