【新美カウンセラー】3年ぶりの運動会

私にとって特別な意味を持つ日。
 

3年前まで私は運動会って、
毎年当たり前にやってくるもの。

子どもたちがキラキラと
輝いている姿を見る!

それを毎年、楽しみにしていました。

 

 

だけど、突然・・・
 

 

初めて娘が「行かない」と選んだ運動会。
 

 

自分の中の「当たり前」という感覚が
一瞬で崩れ去るのが怖くて・・・

必死で娘を説得した日のことを思い出す。

 

 

「行けば楽しい思い出になる」

「達成感を味わってほしいだけ」

 

 

でも、娘は行かなかった。

 

 

少しでも近くにいて

安心してくれればと。

 

私は体育の役員としても
参戦すると決め立候補したけど、
私、一人で運動会に参加することになった。

 

 

自分の子どもが出ていない運動会。
 

仕方ないって

わかっていても・・・

 

 

 

あれほど・・・
さみしい気持ちはない。

 

 

そして、他の子どもたちの笑顔に心が揺れた。

 

 

2年目。
 

私は少しずつ学校にいくことを

「手放す」ことが出来ていた。

運動会という言葉に対しても

反応する自分を少しずつ受け入れ、

受け流すことができるようになってきた。
 

それでも、運動会の日は娘に、

 

「一緒にどこかへ出かけよう」と約束した。

 

 

家が学校の近くにあるから、
運動会の音が聞こえないようにと。


まだ完全に割り切れない部分が
心の中にあったのかもしれない・・・。

 

そして今年の運動会。


私は本当に学校に行かないことに
何も感じなくなっていた。
 

 

不思議な話しだけど・・・

いつのまにか娘も学校に行く
回数が増え、

少しずつ学校で過ごす
自分の心地よさを見つけ始めてました。

 

親や先生ではなく、

娘が自分で決めて行動する姿を

見守りながら、私が実感したことは、

 

「すべては、この子が自分で決める力を持っていること」

 

いつからか、

娘は、学校に行けない日は
家で自分なりに努力し、

 

時には休憩して、

学校に行った日は、
その時間を最大限に楽しんでいた。

 

 

その姿はすごく生き生きとしていて、

どんな選択をしても自分のペースで

進んでいることを感じました。

 

今年の運動会の日。

みんなと娘は笑顔で踊っていた。
 

 

この日のために、

一生懸命、
家でダンスを練習して

学校に行った日は、
全体の自分の移動する位置を確認する。

 

娘の成長の中で見守りながら

実は、私が成長させてもらってたね。


子育てをしていると、

親として、

「どうすればこの状況を解決できるだろうか」

「何をしてあげればいいのだろうか」と、

どうしても考えてしまう。


私もたくさんの解決策を試してきた一人。


「こうしたらどう?」

「これを試してみたら?」と、


まるで自分が娘の問題を
すべて解決できるかのように。

 

でも、娘の心が
本当に癒えたと感じたのは、

 

私が何かを「してあげた」

からではなく、

 

娘自身がその力を取り戻した瞬間でした。

 

それは娘の内側から沸き上がる、
強さと勇気に触れたときです。

 

子どもたちは、みんな

本来、自分で困難を乗り越える力を持っている。

親ができることは、その力を信じてあげること。
 

そして、その力が目覚めるまで、
そばに寄り添い続けることだけだった。
 

「この子なら大丈夫!!」と
 

心の中で信じることの大切さを、日々感じています。


たとえすぐに解決できない
問題であっても、
ママは笑顔で見守ることが、
最も大切なサポート。
 

 

子どもが自分の力で
立ち上がる姿を信じて、
ただそばにいてあげること。
 

言葉では表しきれないほど

すごく大切で、

私達、親子の絆を築くための時間にもなった。
 

この子の力を信じて

寄り添い続けることは

親もまた成長させてもらってる。
 

 

誰もが心に抱える不安や痛みを、
すぐに取り去ることはできない。

でも、共にその瞬間を分かち合い、
乗り越えていく強さを信じて、そばにいる。

親としての最大の役割だね。
 

 

そして、必ずくるから大丈夫
 

自分の力で一歩を踏み出し、
その歩みを誇らしげに見せてくれる日が。

 

 

娘ちゃん!共に歩もう!!

 

「あなたの進む道は、必ず幸せに繋がってる」
 

 

本当によく頑張ったね。

あなたが見せてくれた勇気と成長に、

ママは心から感動しているよ。

ありがとう〜