お母さん17年目の想い
お母さんになって17年。
子ども達ふたりも
すくすくと成長してくれて
息子は高校3年生。
娘は小学5年生。
息子は来年から
大学生ーーー!!
あんなに小さかったのに
大きくなったね。
子ども達の成長と共に
私の”母としての成長”もしています。
以前の私の子育ては、
私のなかにある不安や怖れの
子育てをしてきたと思います。
子どもたちが、
『私みたいにならないように』を目標に。
そして心の中では、
『私のお母さんのようになりたくない』と…。
そして自分より大切な存在の子どもたちを
『幸せにする』
『私みたいに辛い思いはさせない』
そんな強い思いは…
自分を責め、責任感じ、罪悪感を作り、
子どもたちに何度も怒りをぶつけてきました。
思うようにいかない子育て。
余裕がない私はイライラ…
不機嫌な顔を見せては、
なんども私の思いどうりにしようとして我慢させた。
気づいたら、子どもたちは、
誰よりも私の顔色を伺い、
誰よりも私の機嫌を伺う。
いつのまにか・・・
私のコピーのような
子育てをしていました。
気づいても・・・
どうしていいかわからなかった。
ただただ…苦しいばかりでした。
今の私になるまで、
たくさんの素敵な人との出逢いや
学びの中から、
私の見ている世界がどんどん変わって動き始めました。
見ないようにしてきた自分の傷も
すり替え続けた感情も。
どこかに置き忘れて見失いかけた
温かな愛を少しずつ取り戻し始め、
私の中にあった不安は
"信頼"というものに
変わっていきました。
自分を信頼する。
子どもを信頼する。
簡単にいっちゃうけど…
めちゃくちゃ時間かかった
でもね、不思議と変わり出した。
私が私と言う人生をちゃんとみて
私を生き始めると
子ども達は、
子ども達の人生を歩き始めた。
私が私を大切にすると
私を大切にする人が周りに現れた。
私が私を大切に生きると
子ども達は自分を大切に生きはじめる。
不思議だね。
すべてのことに、
自分の在り方が
リンクしていることが
見えてくるのです。
いま、娘も息子も自分のやりたいこと、
望んでいる道を自分で切り拓き歩いています。
娘でいうと、不登校。
私も娘も一緒に苦しみました。
けれど、私は思えた。
この子にとって、
必ずいいふうになっている。
ここから先の道は、
この子が生きたい道へと
ちゃーんと繋がっていると。
とっても落ち込み
どうしようかと思ったことも
もちろん、あったけど、
それがあったから得たものもありました。
そして、今、娘は、
いろんなことを極めてる。
思いを伝えると、上手く言葉に出来なくても
絵を描き出す。
その絵がすごいのです!
小5の子の絵じゃない‼
(親ばか炸裂してます)
今年の10月に開催するイベントの
イベント用Tシャツをお願いしていただけて、
娘の絵でTシャツを作成します。
とっても張り切ってる。
大好きなことがこの子の自信となり
自分で自分の世界をどんどん広げている。
「ママ、出来たけど確認してみて!こうしたいとか要望あったら聞いといて」
って彼女から言われました。
え?娘よ頼もしいな〜。
かっこいいなー
もはや職人じゃん!笑
やりたいことを追求する時間。
没頭して、すごい集中力。
すごいな〜!
息子もそうだ。
ホントにすごい!
(また息子のお話もさせて下さいね)
え?親の私がやったこと?
ただ見守っているだけです。
「やりたいように、やってごらん。」
めっちゃいいね!
やばい!それはめっちゃいい〜!と
見守り、共感し、応援しているだけ。
けれど、こうなれたのは、
私が自分の生き方をどう生きようかと
見つめ始めてからです。
それがなければ…
きっと、今も私の不安を押し付けていたでしょう。
起きてもいない不安に・・・
心配になり、それを避ける生き方を
強いていたことでしょう。
わざわざ子どもを危険にさらしたほがいい!
そんなことを言っている訳ではなく、
危険なことからできれば避けてあげたい。
けれど、その危険は、
きっと、危険だと認識した
その時からなのかな、と私は思います。
私の娘や息子が選ぶ道。
”私は2人なら大丈夫”、だと
心からそう思っています。
それは、この子たちが
この世に生まれたときから
ずーっと。ずーーーっと。
私が日々、2人をみてきているから。
ひとりひとり持っている
素敵なところも
苦手なところも
すべてを私が愛しているから。
どんな2人でも大好きだから。
だから、大丈夫。
なんでもやってごらん。
ママも自分を大切にして
生きているように、
あなたたちも自分の気持ちを
大切にして生きてね。
不安がないと言えば嘘!笑
でもそれも、ちゃんと抱えて
いまを生きていく。
子ども達のやりたいと
思ったことを私は、
「いいね!やってごらん!」と
言える、そんなママでいたいと思っています。
「ママもやってみるわ!」
って言いながら
共に成長し続ける親子でいようと思える
17年目の母の思いでした。
最後まで読んでくれてありがとうございます