「泥臭い」ことだけやっとけば良し
うまく行くコツって「泥臭いこと」な気がすると思うんです。
調べたらこんな意味やった。
そう!
カッコ良いことや美しいことよりも
ダサくて、教養がなくて、
意味のなさそうなものに
上手くいく要素が入っとる気がする。
「源泉探し」っていうサービスがあって、利用者さんと一緒にカウンセリングルームから飛び出て何か一緒に体験する。
昔、"とある男の子"がそれを受けてくれとったときに、
「僕は意味のないことはやりたくないんです!」
って断固、コツコツしたことを望まんだ。
だから、その子と一緒に10キロ走った。笑
「何で走るんですか?」
「意味はない!」
お金払って10キロ走らされるってまじで地獄やろうな…
特にその子にとっては…
分かるよ、
成果に繋がるものしかやりたくない。
目に見えることしかやりたくない。
成長が推し量れるもの。
効果があるもの。
それをやった方が「やった感」があるでな。
でも、本当は、
毎日ノート書いたり、
毎日早起きしたり、
感謝したり、
ゴミ拾ったり、
困っとる人のことを書き出してみたり、
誰もやりたがらないような、「泥臭い」ことをやっていった方が上手くいく。
名前に「泥」って
文字が入っとるくらいやで、
もちろんスポット(光)は浴びない。
だから良い。
高花平って言う四日市で
一番平均年齢が高い街で生まれた僕は、とにかく田舎で光を浴びてこやんだ。
でも、あそこで歯を食いしばって
頑張ったことや、我慢してきたことは
今報われて形になる。
綺麗事じゃ無くて、
ほんとにそう思ってる
光を浴びてない
「泥」の環境があったから、上手くいくのかっていうとそうでもない。
世の中は、煌(きら)びやかな方が好きやし、分かりやすいモノの方が評価される。
だから、そっちに目が向くのもわかる。
でも、それだけじゃ
上手くいかない。
上手くいくことってとにかく
「再現性」がないから、
地道に泥にまみれて当たり前のことを継続してやっていくしかない。
師匠からは意味のわからん課題を出されることが多々ある。
・人の3倍努力しろ(周りが誰もやらないようなこと)
・車を週に1回洗ってみろ
・嫌いな人の好きな所を毎日10個書き出せ
やってどうなるんすか?
って事をずーっとやってきて、
やったもんにしか
分からん「泥臭いこと」の中に、やがて
光を浴びるような術(すべ)や意味合いが隠れとることに気づいた。
それを見いだすのが自分。
"とある男の子"は今も意味あることしかしてないんかなー?
次会ったとき
「意味なんて分かんないですけど、空き缶を毎日5個拾うことを続けてます!!!」
とか、聞きたいなぁ。